"All I can see is you." の意味

直訳

"All I can see is you." を直訳すると「私の見える全てはあなたです」という意味になります。

意味

"All I can see is you." には、「あなたしか見えない」あるいは「私の目にはあなたしか映らない」という意味が込められています。

「わたしの心の中があなたのことで一杯で、あなたのことばかり考えている。 気付けばあなたを目で追っている」という状況です。

文法的な構造

"All I can see is you." という文の構造は「All I can see(主語)+ is(動詞)+ you(補語)」というものです。 中学校で習う英語で言うと、SVCの第2文型に当たります。

第2文型(SVC)では「S=C」という関係になるので、"All I can see" = "you" ということになります。 「わたしの見る全て = あなた」だというわけです。

"all I can see"

"all I can see" の "all" と "I" のあいだには、関係代名詞の "that" が省略されています。 この "that" を補うと "all that I can see" となります。

そして、"all that I can see" では、"all(すべて)" を "I can see(私が見える)" が修飾しています。 したがって、"I can see" は "all" がどういうものであるかを説明あるいは限定しています。

「説明」や「限定」とは

「説明」や「限定」するというとピンと来ないでしょうが、例えば、"all I can see" のうち "I can see" がない場合を考えてみましょう。
"All is you."
(すべてはあなただ)

上の文でも文法的には問題がありませんが、恋愛というよりは宗教や哲学という雰囲気になってしまいますね。

"All is you." だと意味が変になるのは、"all" だけだと無制限にこの世のあらゆるものを指し示してしまうためです。 "All" に "that I can see" を加えて「わたしに見える範囲内で(わたしの意識内に入ってくる範囲内で)」と "all" が指し示す範囲を限定することによって、ロマンティックな文になります。