「アンビシャス」の意味

「アンビシャス」は "ambitious"

アンビシャス」は "ambitious" という英語をカタカナで表記した言葉です。

したがって、"ambitious" の意味が「アンビシャス」の意味であるということになります。

"ambitious" の意味

では、その "ambitious" はどういう意味なのでしょうか?

複数の英英辞典の内容をまとめると、"ambitious" の意味は次の3つになります:
  1. 野望や大望を抱く
  2. 多大な努力あるいは能力が要求される困難な
  3. ("of~" で)~を強く欲する

1と3の意味は、について言及するときに使われます。 2の意味は、計画・プロジェクト・事業などについて使われます。

1の「野望や大望を抱く」とは「権力・名声・地位・財産などの世俗的な成功を得ることを強く望み、そのために喜んで努力する」ということです。

ネットで用例を検索したところ、3の意味の「~」の部分には名声や他人からの評価など「野望や大望」っぽいものが入ることが多いようです。

用例

1の意味の用例

I was an ambitious career woman.
私は大望を抱くキャリア・ウーマンだった。
Yuan ShihKai was an ambitious politician. He wished to become emperor of China.
袁世凱は野望を抱く政治家であった。 中国の皇帝になることを望んでいたのだ。

2の意味の用例

...the Ozarks Studies Institute (OSI) has undertaken an ambitious schedule to publish several books and music CDs over the next four years.
...OSIは今後の4年間のうちに複数の書籍と音楽CDを出版するという大変なスケジュールに着手しました。
It was an ambitious goal.
それは大変な(困難な)目標だった。

3の意味の用例

She is ambitious of true praise.
彼女は真の称賛を強く欲している。
I was ambitious of fame.
私は名声を強く望んでいた。
I was ambitious of shining both as an actor and a writer.
私は俳優としても作家としても際立つことを切望していた。

「ボーイズ・ビー・アンビシャス」について

19世紀に日本で札幌農学校を開校した米国人「クラーク博士」の有名な言葉に、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」というものがありますが、この言葉は "Boys, be ambitious" という英語が元になっています。

文法の解説

"Boys, be ambitious" は "Boys" と "be ambitious" で区切られます。

"Boys"

"Boys, be ambitious" の "Boys" は「少年たちよ」という呼びかけの言葉であって、この文の主語というわけではありません。

"be ambitious"

  1. "be ambitious" の "be" は「~である、~になる」という意味です。
  2. "be ambitious" の "ambitious"は「野望や大望を抱く」という意味です。

"be ambitious" は命令文なので、「アンビシャスであれ、野望や大望を抱く状態であれ」という意味になります。

そういうわけで、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」は「少年よ大志を抱け」という意味に理解されています。

「野望」か「大志」か

冒頭で述べた "ambitious" の意味からすると、"ambitious" は「世俗的・営利的な野望や大望を抱く」という意味合いですが、Wikipedia によるとクラーク博士は営利的・利己的でない崇高なものを指して "ambitious" という言葉を使ったようですから、「ボーイズ・ビー・アンビシャス」は「少年よ野望を抱け」ではなく「少年よ大志を抱け」と訳すのが正しいのでしょう。