「デス・ウィッシュ」の意味

「デス・ウィッシュ」というタイトルの映画が 2018年10月より日本で公開されていますが、この「デス・ウィッシュ」とはどういう意味なのでしょうか?

「デス・ウィッシュ」は "death wish"

「デス・ウィッシュ」は "death wish" という英語をカタカナで表記した言葉です。

映画「デス・ウィッシュ」の原題が "Death Wish" なので、「デス・ウィッシュ」という邦題は原題をカタカナにしただけということになります。

"death wish" の意味

逐語訳

"death" は「」という意味で、"wish" が「願望、願い、望み」といった意味です。

したがって、"death wish" を逐語訳すると「死の願望」という意味になります。

辞書の定義

「死の願望」だけでは意味がはっきりしません。 そこで辞書を調べると、"death wish" という項目があり次の3つの意味が記載されています。
  1. 自殺したいという衝動。 この衝動を抱える一部の人が頻繁に自分の身を危険にさらすと考えられている。
  2. 〈心理学用語〉 自分を滅したい(自殺したい)という欲望。 抑鬱・絶望・自責を伴うことが多い。
  3. 〈心理学用語〉 自分以外の誰か(親など)の死を望むこと。 この願望の対象は自分が無意識のうちに敵意を抱いている人。 無意識の願望であることが多い。

解釈

辞書の定義を見ると、"death wish" が「自分の死を望む」という意味にも「他人の死を望む」という意味にも使われることがわかります。

映画「デス・ウィッシュ」は妻を殺され娘を昏睡状態にされた外科医が犯人に復讐するというお話なので、「自殺したい」ではなく「他人(犯人)に死んでもらいたい」という意味で "death wish" というタイトルになっているのではないでしょうか。

もっとも、主人公がブルース・ウィリスなので、「傍から見ていると自殺的したがっているとしか思えないような危険に身をさらす」という意味で "death wish" というタイトルになったのかもしれません。

「他人(犯人)の死を望む」という意味と「自殺志望者のような無茶をする主人公」という意味の両方を意図して "death wish" とした可能性も考えられます。