「ジオストーム」の意味

「ジオストーム」というタイトルの映画が 2018年1月に日本で公開されますが、この「ジオストーム」とはどういう意味なのでしょうか?

「ジオストーム」は "geostorm"

「ジオストーム」は "geostorm" という英語をカタカナで表記した言葉です。

"geostorm" の意味

"geostorm" という言葉は英語の辞書に載っていません。 この映画のシナリオを書いた人が新しく造った言葉でしょう。

"geostorm" はおそらく、「大地・地球」を意味する接頭辞 "geo-" と「嵐」を意味する名詞 "storm" とを組み合わせて造った言葉でしょう。
"geo-" という接頭辞は、"geography(地理)" や "geology(地質学)" など地面関連の語に使用されています。

映画「ジオストーム」において、"geostorm" は「世界的な大災害」という意味で用いられています。

映画「ジオストーム」において世界的な大災害の原因となったのは気候をコントロールする人工衛星の暴走です。 そうすると、この大災害に地震はおそらく含まれていないでしょうから、"geostorm" の "geo-" は「大地の」ではなく「地球の」という意味でしょう。 「地球全体を巻き込むような嵐」ということで "geostorm" という名前にしたのではないでしょうか。

「大地の」ではなく「地球の」ということであれば "geo-" よりも "global(地球の・世界の)" のほうが適しているように思いますが、"global storm" よりも "geo storm" のほうが語呂が良いですね。

類似語 "geomagnetic storm"

"geostorm" に似た言葉として "geomagnetic storm" というものがあります。 "geomagnetic storm" は「地磁気嵐」という意味です。

地磁気嵐とは、太陽から稀に放出される強力な磁場によって地球の磁場がかき乱されて生じる地磁気(地球が持つ磁気)の嵐のことです。 地磁気嵐の継続時間は数時間~数日間で、カナダなど高緯度の国では衛星を狂わせたり送電網に干渉して停電の原因となるほどに強力な嵐となることがあります。