"Get myself back again" の意味と解説

意味

"Get myself back again" は「わたし自身を再び取り戻す」という意味です。

文法

  1. "get ... back" で「...を取り戻す」という意味になります。
  2. "myself" が「わたし自身、自分自身」という意味ですから、"Get myself back" で「わたし自身を取り戻す」という意味になります。
  3. "again" は「再び」という意味です。

解説

「わたし自身を再び取り戻す」とは「本来の私(ありのままの私、自分らしさ)を再び取り戻す」というような意味でしょう。

「取り戻す」の「戻す」にしても "bring back" の "back" にしても、「再び(again)」というニュアンスが含まれているので、「再び取り戻す(bring back again)」という言い方は「戻す」と「再び」で意味が重複する(あるいは「取り戻す」という行為を2回行う)ことになりますが、こういう言い方をすることは結構あるので、気にしなくてよいでしょう。

「自分を取り戻せ」か「自分を取り戻す」か?

"Get myself back again" は主語がありませんが、これは主語が存在しないのではなく省略されているだけです。

省略されている主語が "You" であれば「自分自身を取り戻せ」という意味の命令文になりますが、省略されているのが "I" であれば「自分自身を取り戻す」という意志を表明する文となります。

結論から言うと、"Get myself back again" は、"You" を主語とする命令文ではなく "I" を主語とする意思表明の文です。 「わたし自身を再び取り戻すのよ」という感じです。 以下に、その理由を述べます。

命令文ではない理由

仮に "Get myself back again" が命令文であるとすれば、"Get" の前に省略されているのは "You(あなた)" ということになります。 命令文の主語が常に "you" であるためです。

命令文の主語が "you" であるのは、命令文の付加疑問文に、例えば "Have a closer look, won't you?(もっと近くで見て見なさい)" という具合に "you" が用いられることから明らかです。

しかしそうすると、省略されている主語を復帰させた文が "You get myself back again(あなた自身を再び取り戻しなさい)" とおかしなことになります。 "myself" を「自分自身」と訳す場合には、このようなおかしさは表面化しませんが、「自分自身」という訳語は "myself" を自然な日本語に訳すための表現であり、"myself" に本質的に対応する訳語は「わたし自身」のほうです。

"You" と "myself" の関係を文法的に説明すると次のようになります: 「"myself" などの再帰代名詞は常に主語と人称が一致していなくてはならないため、主語が "You" であるなら "myself" ではなく "yourself" となるはずだ」

上記をまとめると、"Get myself back again" において再帰代名詞が一人称の "myself" である以上、主語は "I" 以外にあり得ず、したがって "Get myself back again" は命令文ではあり得ないということになります。