「キリン」を英語でなんと言う?

「キリン」の英語は?

動物の「キリン」のことを英語では、"giraffe(ジラーフ)" と言います。 複数形は "giraffes" という具合に末尾に "-s" を付けるか "giraffe" のままです。

複数形が "giraffe" のままであるケースもあるのは、キリンが10~20匹の群れで生活する動物だからでしょう。 牛(cattle)のように群れで生活する動物は、複数でも単数形とまったく同じ単語が使用されます。

"giraffe" の発音

"giraffe" は、「ジェラフ」や「ジラフ」あるいは「ジラーフ」と発音されます。 英国では「ジェラフ」や「ジラフ」と発音することが多いそうです。

例文

"Giraffes are preyed on by lions; their young are also targeted by leopards."
(キリンはライオンに捕食される。 若いキリンはレオパルドにも狙われる)
"-s" が付かない "giraffe" が複数形として使われている例
"Giraffe are in dramatic decline across their range in Africa."
(キリンは、アフリカの全土にわたって数が劇的に減っている)

「キリン」の語源

"giraffe" という言葉の語源は "girafe" というフランス語で、16世紀末にフランス語から英語に取り込まれました。 "girafe" というフランス語は、"giraffa" というイタリア語から来ています。 そして、"giraffa" というイタリア語は、"zarahfah" というアラビア語に由来しています。
"zarahfah"(アラビア語)→ "giraffa"(イタリア語)→ "girafe"(フランス語)→ "giraffe"(英語)というルートだというわけです。

「キリン」の学名

キリンの学名は "Giraffa camelopardalis" です。 イタリア語の "giraffa" と同じですね。 学名に使われる言語は、ラテン語というローマ時代のイタリアで使われていた言語です。 イタリア語はラテン語の直系の子孫です(フランス語やスペイン語などはイタリア語の方言の子孫)。

「麒麟」の英語

「キリン」という動物名も「キリンビール」という会社名も、中国の架空の動物である「麒麟(きりん)」に由来していますが、この「麒麟」の英語は "qilin" です。

"qilin" の複数形には "qilins" と "-s" が付きます。 麒麟は鳳凰(ほうおう)と並んで神聖でレアな(想像上の)動物なので、群れで行動するはずもないからでしょう。

"giraffe" の形容詞

"giraffe" の形容詞には、"giraffish" と "giraffine" の2つがあります。 "giraffish" は「キリンっぽい」という意味で、特に背が高い人を形容するのに使われると辞書にあります。 "giraffine" は「キリンの」や「キリン科の」という意味です。

しかし用例を検索してみると、"giraffish" も "giraffine" ほとんど使われない言葉のようです。 "giraffine" は「キリン科の動物」という意味の名詞としても使われていました。