「MONSTA X」が歌う「HERO」に登場するは英語の意味

「MONSTA X」が歌う「HERO」に登場するは英語のフレーズの解説です。

"HERO"

"hero" は「神話などに登場する英雄」という意味のほかに、「物語などで活躍する主役」という意味もあります。 この歌においては特に、仮面ライダーやウルトラマン、スパイダーマンといった特撮物のヒーローのことを指しています。

"All day All night"

昼も夜もずっと」という意味です。

"day" に「昼」という意味があり、"night" に「夜」という意味があります。 そして、"day and night" で「昼も夜も、昼夜を問わず」という意味になります。 この "day and night" に "all" が付いて、「昼の全てと夜の全て」という意味になるわけです。

"perfect"

"perfect" は「完全な」という意味です。 したがって「君は Perfect でも」は、「君は完全でも」という意味になります。

"so rude"

大変無礼な」という意味です。

"so" が「非常に、大変に」という意味で、"rude" が「無礼な、失礼な、乱暴な」という意味です。

"venus"

"venus" は「ビーナス」という意味です。 ビーナスはローマ神話に登場する美の女神です。 女性の美しさを讃えるためにビーナスに例えることがあります。 「君は僕のビーナスだ!」

"I can be your hero"

オレはオマエのヒーローになれる」という意味です。 「オレはヒーローになってお前を悪の魔の手から守ってやるぜ」という感じでしょう。

"I can be your man"

オレはオマエの男になれる」という意味です。 ここの「男」は「恋人」と同じ意味です。

"悪党ども Get lost!"

悪党どもは失せちまいな!」という意味です。 命令文として使われる "Get lost" には「邪魔をするな、目障りだどこかへ行ってしまえ、消え失せろ」という意味があります。

"全額 Bet"

全額を賭ける」という意味になります。 動詞の "bet" に「(おカネなどを)賭ける」という意味があります。

「マンマミーア」

「マンマミーア」はイタリア語で「僕のお母さん」 という意味です。 間投詞的に「お母さん!」とか「ママ!」という感じで使われるようです。

"Beat の上 Killin' it"

(悪者を)やっつけて殺す」という意味と「ビートを刻んでサイコーだぜ」という感じの意味の両方を兼ねているのかもしれません。

"beat" には「やっつける、痛めつける、叩きのめす」という意味や「ドラムなどで拍子を取る(ビートを刻む)」という意味があります。

"killin'" は "killing" という言葉がなまったものです。 "killing" は "kill(殺す)" という動詞に現在分詞の "-ing" が付いたものです。

また、"killin' it" には俗語で「非常に上手くいく」とか「サイコーだ」とか「万事順調だ」といった意味があります。

"killin'" を普通に「殺す」の意味に取ると、"it(それ)" が何を指すのか不明なのですが、歌詞全体がヒーローの話なので、"Beat の上 Killin' it" にはどこかやはり、「悪者をやっつける」というニュアンスが込められているように思います。

"bow"

屈服しろ」という意味です。 "bow" に「屈服する」という動詞としての意味があり、それが命令文として用いられています。

"bow" は「弓」という意味です。 そして、あいさつでお辞儀をするときに体全体が弓状になることから、"bow" に「お辞儀をする」という意味が生じました。

そして、前近代的な身分制の社会にあって、お辞儀をするというのは相手が上位であることを認めるということなので、「お辞儀をする → 屈服する」という図式が出来上がったのでしょう。

"BATMEN"

"batmen" は "batman" の複数形です。 "batman" は映画にもなった米国製のヒーロー「バットマン」です。

"man(男)" という名詞の複数形が "men" なので、"-man" を含有する "batman" も複数形は "batmen" となります。

どうして複数形にする必要があるのかと言えば、それは「MONSTA X」が男性7人のグループだからでしょうか?

"ANTI HERO"

"antihero" は「アンチヒーロー」というカタカナで日本語として定着しています。 アンチヒーローとは、「ヒーローらしくない主人公」という意味です。

英英辞典で "antihero" を調べると「物語の主人公でありながらヒーロー的な美徳を欠いたキャラクター」とあります。 「ヒーロー的な美徳」とは勇気・強さ・気高さなどです。

例えば、力は強くないけど知恵で強敵を倒すヒーローとか、スケベで性格が悪いけど最低限の道徳性だけは備えていて心底下劣な悪役を退治するヒーロー、あるいは弱虫だけど頑張って活躍するヒーローなどがアンチヒーローです。

ドラゴンボールで言えば、ベジータが典型的なアンチヒーローです。 ドラえもんで言えば、ジャイアンが映画においてのみアンチヒーローです(普段は単なる悪役)。

最近のマンガや映画の主人公は基本的にすべてアンチヒーローだと言えるでしょう。 どの主人公も、性格あるいは能力のどこかに欠点を抱えています。

性格的にも能力的にも非の打ちどころがない神話に出てくるような英雄よりも、どこかに欠点があるようなヒーローのほうが親しみがわきますし、能力的に歪なほうが話も面白くなります。