「インビジブル(インビザブル)」の意味

「インビジブル(インビザブル)」というカタカナ語の意味について解説します。

「インビジブル」は "invisible"

「インビジブル」や「インビザブル」は "invisible" という英語の発音をカタカナに置き換えた言葉です。

"invisible" の意味

"invisible" は「見えない」という意味の形容詞です。

"invisible" が意味する「見えない」には、「他のもので隠されていて視認できない」や「微生物のように小さすぎて目では見えない」、あるいは「透明なので目に映らない」などあらゆる意味での「見えない」が含まれます。 会計の専門用語では「財務諸表に表れない」という意味でも使われます。

"The mountain peaks are invisible in the fog."
(霧に隠れて山の頂上が見えない
"Germs are invisible."
(バイ菌は目に見えない
"Air is invisible."
(空気は見えない

「見えない」という意味から転じて「存在が認知されない・気づかれない」とか「隠れた」という比喩的な意味でも使われます。

"invisible differences"
判別できないほどの差)
"The poor are politically invisible."
(貧しい人は政治的には目に映らない → 貧乏人は政治的には無視される無意味な存在である)

名詞としての "invisible"

"invisible" は「見えないこと」や「見えないもの」という意味の名詞として使われることもあります。
"Invisible is not the same as transparent"
見えないことは透明であることと同じではない)

"invisible" の成り立ち

"invisible" という語は、「見える」という意味の形容詞 "visible" の頭に、否定を表す接頭辞 "in-" がくっついて出来ています。

「インビジブル」か「インビザブル」か?

"invisible" の発音記号を見ると "ɪnˈvɪzəbəl(インビザバル)" となっています。 したがって、「インビジブル」よりは「インビザブル」のほうが原語の発音に近いと言えます。

しかし、英単語をカタカナ語に置き換えるとき、英単語に含まれる "-si-" の部分は慣用的に「シ」や「ジ」に置き換えられるので、カタカナ語という観点からは「インビザブル」よりも「インビジブル」のほうが正統的でしょう。