「ロングホープ・フィリア」 の意味

菅田将暉さんの曲に「ロングホープ・フィリア」というタイトルのものがありますが、ロングホープ・フィリアとはどういう意味なのでしょうか?

「ロングホープ」とは

「ロングホープ」とは、「ホープ」という煙草(タバコ)の銘柄のうち長いタイプのものです。

「ホープ」には煙草の全長が長いものと短いものがあり、全長が長いものが「ロングホープ」そして短いものが「ショートホープ」という通称で呼ばれていました。 現在では「ロングホープ」の販売は終了しており入手できません。

ロングとショートの違い

ロングとショートは長さが違いますが、煙草の葉の量は同じです。 ショートに比べてロングのほうがフィルターの部分が長いために全長が長くなります。 フィルターが長いと煙草の色々な成分がフィルター部分に吸着されるため、一般的に味わいがマイルドになります。

「フィリア」とは

「フィリア(philia)」はギリシャ語で「」を意味する語です。 「フィリア」が意味する「愛」は性愛(エロス)などに限らない幅広い意味での「愛」です。

"philia" は、古代ギリシャ語の影響を受けている英語などの言語に、主に接尾辞(他の語の末尾にくっついて1つの単語を形成する)という形で受け継がれています。 接尾辞としての "philia" は「~好き」という意味を持ちます。

伝統的な例

例えば "ailurophilia" という英単語は、「猫」を意味するギリシャ語 "ailouros" が変形した "ailuro" の末尾に "philia" がくっついて、「極度に猫が好きであること」または「極度に猫が好きな人」という意味になっています。

最近の例

"ailurophilia" は大昔から1つの単語として存在し辞書にも載っている語ですが、(一般市民がその場の軽い思いつきで)既存の英単語の末尾に "-philia" を付け加えて「~好き」という意味の単語を新たに作ることもあります。

例えば、"mobile-philia(あるいはハイフン無しの mobilephilia)" は「スマホなどの携帯機器」を意味する英単語 "mobile" の後ろに "philia" がくっついて「スマホなどの携帯機器の愛好(モバイル好き)」という意味で使われます。

同様に、"potato-philia" であれば「ジャガイモ好き」という意味に、"tobaccophilia" であれば「タバコ好き」なります。
"-philia" は基本的に、「(~が好きな人)」ではなく「性質(~が異様に好きであること)」を意味します。 「」を言い表したい場合には "-phile" という接尾辞が使われます。

「ロングホープ・フィリア」の意味

上記から、「ロングホープ・フィリア」は恐らく「ロングホープ好き」という意味であると考えられます。