「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」 の意味。 そこに込められたメッセージとは!?

「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」というタイトルのアメリカ映画が 2018年8月に日本で公開されますが、このタイトルは一体どういう意味なのでしょうか?

「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」の原題

「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」の原題は "Mamma Mia! Here We Go Again" というものです。

原題から "Again" を省いてカタカナに直したのが邦題(日本でのタイトル)だということになります。

"Mamma Mia! Here We Go Again" の意味

"Mamma Mia! Here We Go Again" をそのまま日本語にすると「わたしのお母さん! さあ再び始めましょう」という意味になります。

"Mamma Mia" について

"mamma mia" はイタリア語です。 "mamma" が「お母さん」という意味で、"mia" が「私の」という意味です。

ただ、タイトルの "Mamma Mia!" の部分にはそう深い意味はないでしょう。

映画「Mamma Mia! Here We Go Again」は 1999年に公開された映画「Mamma Mia!」の続編で、この 1999年に公開された前作にしても、そのタイトルは 1970年代に活躍したスウェーデンのポップ・グループABBA(アバ)が歌う「Mamma Mia」という曲に由来しています。

つまり、前作からして既に「Mamma Mia」というタイトルが先に決まっていたようなものなのです。

"Here We Go Again" について

"here we go again" は "here we go" という慣用句に、「再び」という意味の副詞 "again" がくっついた表現です。

"here we go" の直訳

"here we go" をストレートに日本語にすると、「さあ行くぞ」という意味になります。

"we" が「私たち」という意味で、"go" が「行く」という意味です。 "here" は「ここ」という場所を意味する副詞ですが、それ以外に「ほら」や「さあ」など他人の注意を引くための言葉としても使われます。

"here we go" の使われ方

"here we go" は慣用句として次のように使われます:
  1. いよいよ何かを始めようというときのセリフ。 「さあ(始めよう)
  2. 何かが始まるときのセリフ。 「ほら始まるよ
      "A: 'When are the fireworks going to start? We've been waiting here for over an hour!" B: "Here we go, the first one just went off.'"
    (A君:「花火はいつ始まるのかな? もう1時間以上も待ち続けだよ!」 B君:「ほら、1つめの花火がいま打ち上げられたよ」)
  3. うんざりしているものが、また繰り返されようとしているときのセリフ。「またか」とか「まただよ」とか。 この意味で使われるときに "Here we go again." と "again" を伴うことが多い。
      "Here we go, another one of Grandpa's boring stories! "
    また爺ちゃんの退屈な話か!)
  4. (リストから何かを探すなどしていて、お目当てのものを見つけたときに口にされる。 「これだ」とか「こいつだ」など。
      "Let me just see if I can find that in the library database… here we go, the complete works of William Shakespeare."
    (図書館のデータベースで見つからないか探してみよう... こいつだ見つけたぞ、「シェークスピア全集」)

"Here We Go Again" が伝える情報

映画「Mamma Mia! Here We Go Again」が 1999年に公開された映画「Mamma Mia!(マンマ・ミーア!)」の続編であることを考えると、原題の "Here We Go Again" の部分は「さあ、もう一度」という感じの意味で、この部分が実質的に伝えるメッセージは「第二作目だよ」という程度のものでしかないでしょう。

したがって "Here We Go Again" という4語のうち最も重要なのは「再び」を意味する "Again" であると考えられますが、邦題「マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー」では、この "Again" を省略してしまっています。

わたしがこの映画の邦題を決めるとしたら、次のいずれかにしていたことでしょう:
  • マンマ・ミーア2
  • 『マンマ・ミーア!』をもう一度
  • マンマ・ミーア! おかわり!
  • も~っと! マンマ・ミーア!
最後のがオススメです。