"perfect summer" の意味

"perfect summer" の意味

"perfect summer(パーフェクト・サマー)" は「申し分のない夏」という意味で使われることが多いでしょう。

"perfect" の意味

"perfect" は日常的には次のような意味で用いられます:
  1. 完全な
  2. 完璧な
  3. 純然たる
  4. 真の(*)
  5. 特定の状況や用途にピッタリの
  6. 申し分のない(あらゆる点において望ましい)
  7. 理想的な(非現実の)
(*) 例えば、"perfect circle(真円)" や "perfect gentleman(真の紳士)" というような使われ方。

「ピッタリの」と「申し分のない」

5番目の意味と6番目の意味の用例を以下に記載します:
"She was the perfect actress for the part."
(彼女は、その役柄にぴったりの女優だった)
"a perfect day"
(申し分のない1日)

「特定の状況や用途にピッタリ」と「申し分のない」は意味が似ていますが微妙に異なります。 「申し分のない」は「自分の用途にピッタリ」ということです。 つまり、何にピッタリであるかについて文中で述べられていない場合には「申し分のない」という訳語を当てはめれば良いということになります。

その証拠に、5番目の意味の例文の「何にピッタリであるか」について述べている箇所を削れば、"perfect" の訳語としては「ピッタリ」よりも「申し分のない」のほうがふさわしくなります:
"She was the perfect actress for the part."
(彼女は、その役柄にぴったりの申し分のない女優だった)

したがって、"a perfect summer(パーフェクトな夏)" という表現がそれだけで使われているとき、その「パーフェクト」は「申し分のない」という意味に解釈すべきですが、"a perfect summer" が "a perfect summer for...(...にとってパーフェクトな夏)" というように「何にピッタリであるか」を説明する表現と共に使われている場合には、その「パーフェクト」は「ピッタリの」という意味に理解するのが適切です。

「理想的な」

7番目の「理想的な」という意味は5番目の意味や6番目の意味と似ていますが、使われ方が5番目や6番目と違って、英文法で言うところの仮定法の文で使われます。
"In a perfect world, I would be able to eat the hamburger and not exercise."
(理想の世界であれば、ハンバーガーを食べても運動をしなくていいのに)

運動をせずにハンバーガーを食べてばかりいれば必ず太るというのが現実ですから、「ハンバーガーを食べて運動をしなくてもいい(太らない)理想の世界」というのは非現実の世界(「~空を自由に飛べたらなあ」のように頭の中だけの空想)の話でしかありません。 文法的には、"I would be able to eat..." の "would" の部分にこの文が仮定法であることが表れています。

"perfect summer" にしても、"In a perfect summer...(理想の夏であれば...)" という具合に "perfect" が「理想的な」の意味に用いられるケースがあってもおかしくはありませんが、それよりも「申し分のない」の意味で用いられているケースのほうが多いでしょう。

"summer" の意味

"summer" は「夏」という意味です。

北半球と南半球とでは四季が逆になるので、オーストラリアやニュージーランドでは12月~2月が夏季に当たります。

"summer" は「成果が実る時期・目標達成の時期・幸福な時期」という意味でも使われますが、"perfect summer" という表現において "summer" がこうした意味で使われることはありません。

"summer" には「梁(はり)」や「まぐさ」といった建築用語としての意味もあります。こうした建築用語の意味で "summer" が用いられている場合、"perfect summer" は「完璧な/ピッタリの/申し分のない梁/まぐさ」という意味になりますが、歌の歌詞で "perfect summer" が建築用語的な意味で用いられることは無いでしょう。