質問: "Don't wanna cry" とは、どういう意味ですか?
回答:「泣きたくない」という意味です。
詳しくは以下をご覧ください。
1. "Don't wanna cry" の正体
"Don't wanna cry" は "I don't want to cry" が変化した表現です。
"I don't want to cry." の "I" が省略され、"want to" が "wanna" に変化して "Don't wanna cry." が生まれました。 オギャー
2. 解説
2.1. "I don't want to cry." の説明
まず、"Don't wanna cry." のベースとなる "I don't want to cry." を構成するパーツの意味を説明しましょう。
- I ・・・「私」を意味する代名詞。 "I don't want to cry." の主語。
- don't ・・・ "do not" の短縮形。 一部の文で否定文を作るのに用いる。
- want ・・・「欲する」を意味する動詞。
- to cry ・・・ 不定詞の名詞的用法。 意味は「泣くこと」。
上記のパーツを合体させた意味は「私は泣くことを欲さない」。 これを自然な日本語にしたのが「私は泣きたくない」です。
2.2. "I don't want to cry." → "Don't wanna cry."
次に、"I don't want to cry." から "Don't wanna cry." への変化について説明します。
"I" の省略
英語は他の言語に比べて主語が省略されにくいですが、省略されることもあります。 特に、"Don't wanna cry" のように口語的な表現では主語の省略が珍しくありません。
"want to" → "wanna"
"want to" が "wanna" に変わる経緯を次に示します:
- "want to" の読み方は「ウォントトゥー」。
- 「ウォントトゥー」を素早く(舌の動きを省略して)発音すると「ウォンタ」。 英語でも、"want to" の意味で "wanta" と表記することがある(*) 。
- 「ウォンタ」をさらに素早く発音したのが「ウォナ(wanna)」。
(*) 会話文で、発言者の発音に忠実に表記する技法として。
"want to" と "wanta" と "wanna" の意味は同じです。