「ジオストーム」の意味

2018年に日本で公開された米国映画『ジオストーム』。 このタイトルの「ジオストーム」とはどういう意味なのでしょうか?

1.「ジオストーム」は "geostorm"

「ジオストーム」は "geostorm" という英語をカタカナで表記した言葉です。

2. "geostorm" の意味

2.1. "geostorm" は造語

"geostorm" という言葉は英語の辞書に載っていません。 この映画のシナリオを書いた人が新しく造った言葉でしょう。

"geostorm" は、「大地・地球」を意味する接頭辞 "geo-" と「」を意味する名詞 "storm" の組み合わせと思われます。
"geo-" という接頭辞は、"geography(地理)" や "geology(地質学)" など地面関連の語に使用されます。

2.2. "geostorm" の意味

映画『ジオストーム』において、"geostorm" は「世界的な大災害」という意味です。

映画『ジオストーム』では、気候をコントロールする人工衛星の暴走により世界的な大災害が生じます。 この大災害に地震はおそらく含まれないでしょうから、"geostorm" の "geo-" は「大地の」ではなく「地球の」という意味でしょう。 「地球全体を巻き込むような嵐」ということで "geostorm" という呼称なのだと思います。
「大地の」ではなく「地球の」ということであれば "geo-" よりも "global(地球の・世界の)" のほうがふさわしいように思いますが、"global storm" よりも "geo storm" のほうが語呂が良いですね。

3. 類似語 "geomagnetic storm"

"geostorm" に似る言葉に "geomagnetic storm" があります。 "geomagnetic storm" は「地磁気嵐」という意味です。

地磁気嵐とは

地磁気嵐は、太陽から稀に放出される強力な磁場によって地球の磁場がかき乱されて生じる地磁気(地球が持つ磁気)の嵐です。 地磁気嵐の継続時間は数時間~数日間で、カナダなど高緯度の国では衛星を狂わせたり送電網に干渉して停電の原因となるほどに強力な嵐となることがあります。

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