"I don't know why(アイ・ドン・ノウ・ホワイ)" の意味

"I don't know why" の意味

"I don't know why(アイ・ドン・ノウ・ホワイ)" は「私はその理由を知らない」という意味です。

解説

"I don't know~"

"I don't know~" は「私は~を知らない」という意味です。

"I" が「」という意味で、"know" が「知っている」という意味です。

"don't" は "do not" の短縮形です。

"don't(do not)" に文を否定の意味に反転させる作用があります。

よって、"I don't know~" では "I know~" の肯定の意味「わたしは~を知る」が反転して否定の意味「わたしは~を知らない」となります。

"why"

"why" は名詞なの?

"I don't know why." の "I don't know~" の部分が「私は~を知る」であるなら、残りの "why" は「理由」を意味する名詞なのでしょうか?

名詞ではない

そうではありません。

"why" にも「理由」という名詞としての意味はありますが、そのときの "why" は複数形の "whys" で用いられるのが常です。 したがって、単数形で用いられる "why" は名詞ではないと考えられます。

"why" の正体

それでは "I don't know why." の "why" の正体は何なのでしょうか?

この "why" は関節疑問の残骸です。

"why" が用いられる関節疑問は例えば次の通り:
I don't know why I did such a foolish thing.
私がそのように愚かなことをした理由が自分でもわからない。

上の例文の "why I did such a foolish thing" の部分が関節疑問です。

そしてその先頭の "why" だけが残ったのが "I don't know why." です。

省略される理由

"why" の後に続く部分が省略されるのは、前後の状況や文脈から "why" の後に何が省略されているかが明らかだからです。

前後の状況や文脈まで含んだ例文を見てみましょう:
Why I ate my freshly-picked booger in front of the President! I don't know why.
どうして大統領の目の前で鼻クソをほじって食べたりしたんだろう! 自分でもどうしてかわからない。
# 和訳では、この「どうしてか」を「理由」に置き換えても意味が通じます。 そういうわけで、"I don't know why." は「私は理由を知らない」とも訳されます。

上の例文では、2つ目の "why" の後ろに "I ate my freshly-picked booger..." が省略されています。

省略部分を元に戻すと

省略せずに全てを記載すると次の通り。
Why I ate my freshly-picked booger in front of the President! I don't know why I ate my freshly-picked booger in front of the President.
どうして大統領の目の前で鼻クソをほじって食べたりしたんだろう! どうして大統領の目の前で鼻クソをほじって食べたりしたのか自分でもわからない。

同一の表現がニ回繰り返されていて、とても非効率的な文章です。

そのような非効率を避けるため、二回目では "why" を残して "I ate my..." の部分を省略しています。
二回目で "why" は残すのは、"why" まで省略してしまうと何を「知らない」のかで誤解の余地が生じてしまうためです。

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