「サムシング」の意味は? 使われる理由は?

1. 英語に戻すと

「サムシング」を英語に戻すと "something" です。

2. "something" の意味

"something" は代名詞で、意味は次の2つ:

  1. (不特定の)何か
  2. 大したモノ・ちょっとしたモノ・ちょっとした人・重要な物

カタカナの「サムシング」は「何か」の意味で使われることが多いでしょう。

3. 「サムシング」の用例

次は、「サムシング」が「何か」の意味で使われる例です。
素敵なサムシングを探しに行こう。
素敵な何かを探しに行こう。
とりとめのないサムシング
とりとめのない何か

4.「サムシング」というカタカナ語を使う理由

理由は不明

理由は不明です。 例えば「とりとめのない何か」をわざわざ「とりとめのないサムシング」と書く実用的な理由は思い浮かびません。

使い分けでは無さそう

例えば「」と「キー」は次のように使い分けられます:

  • ・・・ 家などの鍵
  • キー ・・・自動車やバイクの鍵

でも、「何か」と「サムシング」には、このような使い分けがありません。

「サムシング」を使う理由はサムシング?

「サムシング」という言葉をあえて使うのは、語感的あるいは雰囲気的なサムシングが理由なのでしょう。

5.「素敵なサムシング」を英語にすると?

「素敵なサムシング」を英語にすると "something nice" です。

英語では一般的には、「形容詞+名詞(代名詞)」という語順です。 例えば次の通り:
a nice car
素敵な車

ですが "something" の場合、"something" を修飾する形容詞が "something" の後ろに来ます。

6. もう1つの「サムシング」

"thumb thing" というアイデア・グッズがあります。 親指にはめて使用し、片手でも本が読みやすくなる道具です。

この "thumb thing" もカタカナ表記は「サム・シング」です。

"thumb" の意味が「親指」で "thing" の意味が「」なので、"thumb thing" の意味は「親指のモノ」。 馬鹿げた意味です。 "thumb thing" という商品名は意味よりも "something" をモジるのを重視した結果と思われます。

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