映画、ドラマ、マーベル... 「スウォーム」の意味を教えて!

質問:「スウォーム」とは、どういう意味ですか?

回答:「1つに集まって移動する夥(おびただ)しい数の動物」などの意味です。

詳しくは以下をご覧ください。

1. 元の英語

「スウォーム」を英語に戻すと "swarm" です。

2. "swarm" の意味

2.1. 基本的な意味

"swarm" の基本的な意味は、上述の通り「1つに集まって移動する夥(おびただ)しい数の動物」です。

この「動物」は特にミツバチなどの昆虫を指します。 ミツバチ以外では、バッタ(イナゴ)やアリ、蛾(が)、蝶(ちょうちょ)、蚊などが "swarm" を形成します。

昆虫のほか、鳥・魚・コウモリなどの群れについても "swarm" は用いられます。

"swarm" の例(鳥)

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2.2. 基本的じゃない意味

"swarm" には「人の群れ、群衆」という意味もあります。 特に「一方向に向かって移動する群衆」を意味します。

また、「群発地震」のことを英語で "earthquake swarm" と言います。
"earthquake" が「地震」という意味。

3. 娯楽作品における「スウォーム」

3.1. 映画『スウォーム』

1978年に公開された米国のSF映画『スウォーム』では、ブラジルから移動してきた殺人蜂の大群が米国の大都市を襲います。

3.2. キムタクのドラマ『THE SWARM(ザ・スウォーム)』

木村拓哉(キムタク)が出演するドラマ『THE SWARM(ザ・スウォーム)』では...
《ネタバレ注意》
この先はネタバレを含みます。 このドラマを観るのを楽しみにしている人は、この先を読まないのが良いでしょう。
ドラマ『THE SWARM(ザ・スウォーム)』では、海洋に住む "yrr"(*)と呼ばれる未知の生命体が人類を地球の敵とみなし滅ぼそうとします。 "yrr" は単細胞生物ですが、おびただしい数の集団(=swarm)が統一された意志の下で活動しています。
(*) 登場人物の1人がパソコンのキーボードを適当に押した3文字。
"yrr" は太古から地球に存在し、海洋の環境の維持に重要な役割を果たしています。 よって "yrr" を退治すると海洋の環境は破壊され、人類も危機にさらされます。 人類はどのように "yrr" の脅威に対処するのでしょうか...?
上記の粗筋(あらすじ)はドラマ『THE SWARM(ザ・スウォーム)』の原作となった小説『The Swarm』のものです。 ドラマのシナリオや設定は少し違うかも知れません。

ドラマ『THE SWARM(ザ・スウォーム)』は、2022年に Hulu で独占配信予定です。

3.3. RPGのスキルの名称

「スウォーム」はRPG(ゲーム)のスキル(技)の名前にも用いられます。

スキル「スウォーム」は次の2つに大別されます:

  1. 虫の大群を操り敵を攻撃するスキル
  2. プレイヤー自身が武器を用いて連続攻撃を行うスキル
2. は蜂の集団がターゲットを襲うイメージかもしれません。

3.4.「マーベル」のキャラクター「スウォーム」

「マーベル・コミック」(*)の作品に登場するヴィランの一人に「スウォーム(Swarm)」という名のキャラクターがいます。 スウォームは主にスパイダーマンの敵役として活躍します。
(*) 米国の漫画のブランド。 ブランドに属する複数のマンガ作品の間でキャラクターの貸し借りがある。

悪役キャラ「スウォーム」の名前は、彼の体が無数のミツバチで構成されていることに由来します。

彼の体がミツバチになった経緯

悪役キャラ「スウォーム」は元はナチス・ドイツの科学者でフリッツ・フォン・メイヤーという名でした。 メイヤーは第二次世界大戦が終わると南米に移住し養蜂家となりました。

養蜂家として活動するうちにメイヤーは、突然変異したミツバチのコロニーを発見。 コロニーの知能の高さに目をつけた彼は、コロニーの女王バチを手なづけて利用しようとします。

しかし、それに失敗。 メイヤーはミツバチの群れ(swarm)に肉体を食べつくされてしまい、残ったのは彼の骸骨だけ。

ですが突然変異のミツバチの群れの特性により、メイヤーの意識はミツバチに宿りました。 こうしてメイヤーの肉体は「残された骸骨+彼の意識が宿るミツバチの群れ」で構成されることとなりました。

メイヤーの意識もミツバチの群れの意識の影響を受けたので、彼は「スウォーム」と名乗り怪人としての道を歩み始めました。
のちにメイヤーはスパイダーマンとの闘いに敗れて骸骨部分を失い、彼の体はミツバチの群れだけで構成されるようになります。

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