質問:「ツィーン」とは、どういう意味ですか?
回答:「8~12才の子供」という意味です。
詳しくは以下をご覧ください。
1. 英語に戻すと
「ツィーン」を英語に戻すと "tween" です。
2.「ツィーン」について詳しく
- 「ツィーンは女の子について用いる」という説明も見かけますが、男の子についても用います。
- "tween" が指し示す年頃は明確には定まっておらず、8~13才や10~12才とされることもあります。 言葉の成り立ち(後述)からすれば理屈に合いませんが、8~14才や10~14才が "tween" とみなされることもあります。
- 前置詞 "between" の短縮形も "tween" ですが、こちらの "tween" がカタカナで使われることは無いでしょう。
3. 言葉の成り立ち
3.1. "teen" と "between" の合成語
"tween" という語は、"teen" と "between" が組み合わさって生まれました:
- teen(ティーン)・・・「13才~19才の人」を意味する名詞。 "teenager" と同じ意味。(*)
- between(ビトウィーン)・・・「(~と)~の間」を意味する前置詞。 例えば "between A and B" で「AとBのあいだ」。
(*) 13才~19才の人が "teen(ager)" と呼ばれるのは、この範囲の年齢を意味する英語の末尾が "-teen" で終わるため。 例えば、"thirteen(13才)" や "nineteen(19才)"。
3.2. どうして "teen" と "between"?
「8~12才の子供」を指す言葉として "tween" が用いられるようになったのは、8~12才の年齢層が小さい子供とティーンの間に位置するからです。
さきほど「8~14才をツィーンとみなすのはおかしい」と述べましたが、それは13才(thirteen)も14才(fourteen)も既にティーンとみなされる年頃だからです。
4. 類義語
「8~12才の子供」を指す言葉として "tweener(ツィーナー)" や "tweenager(ツィーネイジャー)" も用いられます。