「ピーター・パン」に登場する妖精「ティンカー・ベル」の名前の由来

童話やアニメで知られる「ピーター・パン」に「ティンカー・ベル」という名前の妖精(女性)が登場しますが、この「ティンカー・ベル」という名前の由来はどういったものなのでしょうか?

「ティンカー・ベル」は "Tinker Bell"

「ティンカー・ベル」は "Tinker Bell" という英語をカタカナで表記したものです。

"Tinker" の由来

"tinker" は「鋳掛け屋」という意味です。 「鋳掛け屋」とは、鍋や釜などの金物の修繕を仕事とする人のことです。

そして、ティンカー・ベルは妖精仲間のあいだで鋳掛け屋として働いています。

したがって、"Tinker Bell" という名前の "Tinker" の部分は、ティンカー・ベルが妖精たちの鋳掛け屋であることに由来していると言えるでしょう。

"Bell" の由来

"bell" は「鈴、ベル」という意味です。

そして、ティンカー・ベルの発する言葉は鈴の音です。 ティンカー・ベルの言葉は妖精の言葉を知る者にしか理解できず、普通の人間の耳には鈴の音が鳴っているようにしか聞こえません。

過去のピーター・パンの映画では、ティンカー・ベルの言葉を人間(声優)ではなく鈴の音に担当させるケースもありました。

"Tinker" と "Bell" の共通点

鈴(bell)から発せられる高い音を英語で "tinkle" と言いますが、"tinker(鋳掛け屋)" という言葉の語源は、「高い音(tinkle)」を意味する大昔の英語 "tinclen" です。

つまり、"Tinker" と "Bell" の間には「高い音を発するもの」という共通点があるわけです。

ちなみに、ティンカー・ベルの愛称を「ティンク(Tink)」と言いますが、この "tink" は(現代の英語で)「高い音を発する」という意味です。