質問:「マダム・ウェブ」とは、どういう意味ですか?
回答:「蜘蛛(クモ)の巣夫人」という意味です。
詳しくは以下をご覧ください。
1. 英語に戻すと
「マダム・ウェブ」を英語に戻すと "Madame Web"。 この "Madame Web" の意味が「蜘蛛の巣夫人」です。
2. 単語の意味
- Madame ・・・ フランス系の(フランス語を話す)既婚女性に使われる敬称。 本来はフランス語で、英語に輸入された。 英語の「ミセス(Mrs.)」に相当する語。
- web ・・・「蜘蛛の巣」を意味する名詞。
3. 『スパイダーマン』のマダム・ウェブ
3.1. マダム・ウェブとは
マダム・ウェブ(Madame Web)は米国のマーベル・コミックの漫画『スパイダーマン』に登場するキャラクターの1人で、悪役ではなくスパイダーマンの味方です。
マダム・ウェブは高齢の女性で、重症筋無力症(Myasthenia gravis)と呼ばれ筋肉(特に首から上)が弱る病気を患っており、生命維持装置で生き長らえています。
この生命維持装置が蜘蛛の巣(web)のような形状(イラスト)なので、マダム・ウェブと呼ばれます。
マダム・ウェブの本名は「カサンドラ・ウェブ(Cassandra Webb)」。 本名も蜘蛛の巣を想起させます。
3.2. マダム・ウェブの能力
マダム・ウェブは透視能力・予知能力・テレパシーなど知覚系の超能力を持ちます。 初登場の話では、誘拐された人をスパイダーマンが救出するのを手伝います。
3.3. マダム・ウェブの最後
マダム・ウェブは悪者に殺されますが、殺される前にスパイダー・ウーマン(1) であるジュリア・カーペンター(Julia Carpenter)(2) に予知能力と盲目を受け継がせます。
そうして、ジュリア・カーペンターが二代目マダム・ウェブになります。 ジュリア・カーペンターはスパイダーマンの能力と予知能力を併(あわ)せ持つわけです。 うらやましいです!(1) 女性版スパイダーマン。 スパイダー・ウーマンも何人かいて、ジュリア・カーペンターはそのうちの1人。
(2) スーパーヒーローを作りたい政府機関に騙され人体実験の実験体にされ、クモの毒とアマゾン原産の植物エキスを混合した謎の液体を注射されて、スパイダーマンに極めて似る能力を獲得した。